ライチ

Litchi chinensis

名称 ライチ
別名 レイシ
学名 Litchi chinensis
分布 広東省、海南省、フィリピン、ベトナム、タイ、ラオス、ジャワ島、ボルネオ島、パプアニューギニア、ミャンマー、マレーシア、アッサム州
希少性
絶滅
野生
絶滅
IA類
IB類
II類
準絶滅危惧
低危険
データ不足
未評価
EX
EW
CR
EN
VU
NT
LC
DD
NE
危険なし
NR
絶滅
EX
野生 絶滅
EW
IA類
CR
IB類
EN
II類
VU
準絶滅危惧
NT
低危険
LC
データ不足
DD
未評価
NE
← 横にスクロールできます →
分類 ムクロジ目 ムクロジ科 レイシ属
性質 常緑高木。樹高は2~25m。ほとんどは15m未満。
長さは12.5~20cm。4~8枚の偶数羽状複葉。互生。
果実 夏に赤く熟す。新鮮な果実の果皮は棘が鋭い。仮種衣は白色透明。
種子 果実に1つ含まれる。黒色。ジベレリン処理されたものは小さくなるか無くなる。

詳細

ライチと楊貴妃 西暦700年頃、現在の中国には唐という国がありました。唐の第9代皇帝の玄宗には楊貴妃という皇妃がいました。楊貴妃はライチが大好物で華南から長安まで馬で運ばせていました。華南は広東省、広西チワン族自治区、海南省を指します。長安は現在の陝西省になります。 しかし玄宗は楊貴妃を寵愛し過ぎてしまいます。これにより節度使の安禄山の反感を買ってしまいました。節度使とは辺境で軍や行政の管理をする司令官のことです。結果的に唐は安禄山に安史の乱という反乱を起こされてしまいました。これは唐が弱体化するきっかけになってしまいました。 ライチの未熟果にはヒポグリシン(C7H11NO2)という物質が含まれています。ヒポグリシンはムクロジ科の未熟果に含まれています。有名な例ではアキーの未熟果にも含まれています。アキーはジャマイカで頻繁に食べられている果物です。ヒポグリシンは体内に入るとメチレンシクロプロピル酢酸(MCPA)という物質に変化します。このMCPAはリシンを分解する反応を阻害する性質があります。リシンは必須アミノ酸なので阻害されれば人体に有毒です。これはジャマイカ嘔吐病と呼ばれています。 主な似ている種を列挙しておきます。 Korlan(Nephelium hypoleucum) ベトナム、カンボジア、ラオス、タイ、マレーシア(ケダ州)、ミャンマー、東ヒマラヤに分布しています。 Alupag(Litchi chinensis subsp. philippinensis) フィリピン、ニューギニア島に分布しています。果実は緑色です。 Litchi chinensis subsp. javensis ジャワ島の西ジャワ州に分布しています。